施工マニュアル

桐床材の施工マニュアル

■ 桐床材の取り扱いと施工時の注意

1.梱包は施工時に開ける。※桐は、水には強いですが湿気には、敏感に反応します。

2.保管は、梱包のまま湿気の少ない、風通しの良いところに保管する。

3.施工は、お天気の良い日(乾燥している時が良い)に行う。

※特に長雨や、前日の雨等湿度の高い日はさける。

床暖に使用する時は、特に注意が必要です。

お使いの床暖房システムを当社にお知らせください。

4.施工後の養生は、養生シートの上にベニヤt=2.3以上かプラベニヤt=2.7以上等を使用する。

※ほこりや砂、ボードの粉等が入らない様に粘着性の弱いテープで養生する。

鋭角な道具等は落とさない様又落としても保護できる養生材を選ぶ。

※粘着性が強いと養生を剥がす時、桐の表面の塗装や木部ごと剥がれることがあります。

強いものを使用した場合は、熱を加えゆっくり剥がす剥がし液(市販の物)を使用して丁寧に剥がす。

■ 桐床材の施工方法

1.根太は303mmピッチ以下とする。

2.下地材は、ラワン合板t=12mm以上とする。又は、同等品以上の下地材を使用する。

3.凹凸や床なり防止のために木工用ボンド(根太ボンド)を床材の裏側にペイントローラーで均一に塗る。

ローラーバケット  木工用ボンド(コニシ)  ペイントローラー(幅100㎜)

4.実を合わせ、同材またはあて木で目地をしっかり合わせる

※桐材は柔らかくつぶれても復元力あるので、きっちり合わせても温度、湿度による浮きや凸になりにくい。

5.タッカーで303mmピッチ程度で止める

※タッカーは、施工時のずれ止めや床鳴りを押さえるために使用するので長さや幅は床の下地材に止まる程度のもので良いです。

※ボンド不使用の場合は、タッカーピッチを225mm程度にする。

凹凸や床鳴りができる場合があります。

■ ご注意点

1.貼る時は、材料を梱包から開けて、木目や全体の色調等を合わせて選別して貼り込む。

※無垢材のため1枚1枚模様(木目)が違います。

3種類くらいに選別し、バランスよくで貼る。

2.タッカーで実をつぶしたり、床に傷をつけない様に注意する。

3.施工時には、道具や材料は直接床材の上には置かず、段ボール等の上に置く。

4.下地から湿気がきそうな場合は、防湿フイルム等を貼ってください。

桐床のメンテナンス

■ 日常のメンテナンス

1.床の掃除は、通常の手入れ(掃除機、モップ、ぞうきんがけ他)で結構です。

2.市販のワックスがけ(化学樹脂系ワックス)等は行わないでください。

※桐材の呼吸を70%くらいは妨げない自然塗料を使用しているので、ワックスは使用しない。又、滑りにくい表面と塗料を使用しています。

弊社の桐床材は、サンユーペイント㈱の自然派塗料「春風」を使用しています。

3.1~3年に一度、指定(自然塗料)のものを、はけ又はきれいな布(ぞうきん)等で表面に塗ってください。 F☆☆☆☆を取得した自然塗料でなめても安全で臭いもなく乾きも早い(天気がいいと2~3時間)です。

4.凹は、水をたらし高温のアイロンで5~10秒あてて(直接床に押し付けないでください)乾いた布で拭取ることを程度によって繰り返してください。

5.重い鋭角のものを落とした場合は、4番と同じ方法を行いますが傷は残ります。

※傷口がひどい場合は、パテ材か桐粉末と木工用ボンドを混ぜて埋める、あるいは張替えを行う。

6.コーヒー、ジュース、インク、お茶等をこぼしたりした場合は、すぐきれいな布等で拭取ってください。

※放置しておくと輪状にシミになることがあります。

7.油性マジックやクレヨン等のいたずら書きや付着した場合は除光液、シンナー、中性洗剤等で落としきれいな布で拭取ってください。その部分は同じ塗料かクリアーをハケ又は布で塗って拭取って下さい。

8.桐は湿度に敏感です。できるだけ風通しを良くし湿気がたまらない様にしてください。

※桐の特性(欠点)で、湿気を含むとシブ、アクが出ることがあります。出てしまうと補修できません。濃い自然塗料を塗るしか方法がありません。