よくあるご質問

桐について、皆様からよく寄せられるご質問をQ&Aにまとめました。 ここに掲載されていない項目については、遠慮なくお問い合わせ下さい。

桐で壁や天井を張りたいのですが?

伸縮率は0.3~0.5%なので幅1mで3~5㎜の伸縮がおきることがあります。したがって、湿気の多い場所や湿気のたまりやすい場所には幅広の材料は避けましょう。それと、そのような場所ではシブと言って紫色の模様がでることがあります。(特性に影響はありませんが、ひどくなるとカビがでることがあります)壁や天井に使用する場合は幅の狭い(幅300㎜以下の材料)ものを選んで下さい。又、シブをでないようにするには、柾目の材料を選びましょう。

桐はシックハウス対策は大丈夫ですか?

2003年7月1日より施工されたシックハウス対策においてt=12の桐床材は縦に接着して板材を加工し植物性ワックスで仕上げているので告示対象建材となり使用可能です。(現在、安全のために分析センターにて検査中)又、t=30は積層縦の接着ですが根太に直接張れるので合板下地より安全といえます。(この材料も分析センターにて検査中)他の桐建材も無垢又は自然塗料仕上げなどの単層のものは対象外建材ですが、漂白剤や薬剤処理されたものは、認定品(F☆☆☆☆)又はJIS認定を取得した製品を使わなければなりません。
認定番号 F☆☆☆☆ MFN-1090

桐が暖かいのはなぜ?

桐はゴマノハグサ科で植物の仲間です。そのため木材とは異なった特長、特性がたくさんあります。暖かさの秘密の一つにその断面構造にあります。右図の様に発砲スチロールのように独立した空気層がたくさん密集して構成されているためです。

秘密の二つめは、熱伝導率が木材の中で一番優れていて0.134で国産材の中で一番低いためです。熱伝導率を熱浸透率という数値に換算すると桐:265、檜:310、ブナ:513、鉄:12500、アルミ:21700と格段に違うためです。
(名古屋興行技術研究所)
したがって、冷たい時期に桐材に触れた瞬間、その人の体温を一瞬にしてはねかえすからです。他の木材や金属の場合は、体温をどんどん奪うため冷たく感じます。

桐はキズがつきやすいけど大丈夫ですか?

細かいキズは、その原因が回避された時点で床全体をサンダーをかけ、ワックスで仕上げれば新品状態になります。また、桐の無垢材を使用しているので5年サイクルでその作業をしても50年は持ちます。大きなキズで生活に支障が出る場合はその床材を交換するか埋木をして補修します。

桐は水に強いですか?

桐は湿気のような20~30ナノの単位だと、吸って膨張し外が乾燥すると吐出す特徴をもっています。しかし、水の単位になると吸いません。その特長を利用しているのが桐箪笥なのです。伸縮率は03~0.5%なので幅1mで3~5㎜の伸縮がおきることがあります。
(精度の悪い桐箪笥だと湿気が中に入る可能性が大きいので気をつけたいですね。)

桐の調湿機能ってどれくらいありますか?

右図のように、桐の方が備長炭よりも調湿機能がすぐれています。
(珪藻土と比べると微少ですが)
しかし、ウレタンやUV塗装のような仕上で調湿機能を押さえてはいけません。できるだけ呼吸を妨げない仕上を選択する必要があります。

桐が燃えにくいって本当ですか?

桐材の発火点は425℃と言われています。木材の中では燃えにくい材料ではありますが、薄い材料だとさほど他の木材と差がないように思います。ただ、ある程度の厚さ(20㎜以上)になりますと燃えにくくなります。特に表面が炭化し水等の水分を含むと殆ど燃えない状態になります。火事で桐箪笥の表面が真っ黒になっているのに中の着物が無事だったというのは火事で水をかけられ箪笥の隙間は膨張し気密化され表面は水分を含み燃えないためです。